明けまして  おめでとうございます。
平成最後のお正月、みなさんどのようにお過ごしですか〜?

物より人
収納より暮らし
「ハッピーオーガナイズ♪」
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

わが家は、特別感もなくゆったりと過ごしています^^。
とはいえ、毎年元旦は実家で過ごしているのですが、今年は、
「掃除ができんくなったんよ〜」
と話す母、昨年80歳になりました。

これまで、仕事をしていたのもあり、
わりと考え方が気さくでもある母
すぐに動ける母を見ていると、
後回しにしがちな自分が恥ずかしくなるくらい(笑)

ただ、いつも「片づけは下手なんよ〜」と言います。
その母に、片づけの勉強を始めたばかりの頃の私は、
「これも使わんのんじゃし、もう捨ててもいいんじゃない」
っと、どこか自分勝手な意見を押しつけていました。
今から、5年前のことです。

寄り添う片づけ

タッパとか、タオルとか、溢れんばかり!!
私から見ると、ありすぎる・・・(笑)。
だけど、
「これは、使いやすいんよ〜」
「なんだかんだ使うけ〜」
っと、母。

この頃の私は、片づけてあげる精神でしたね、苦笑
自分のモノは捨てる抵抗があるのに、母のものは、「いらないでしょう」っと言っていた私。
今思えば、ものすごく勝手を言っていました。
実家には結婚前の私の物もまだ置いていたのに。

そんなときに、ライフオーガナイザーになり、
「片づけは10人10色」
「捨てるから始めない」
綺麗にすることより、母の暮らしを考えた片づけを考えるようになりました。
そう、寄り添う片づけをしてみる事に。

毎日をラクにできること

何かラクになることないだろうか・・・。
ふと見ると、毎日履く靴下が使いにくそう(笑)。
でも、母からすれば特に困ってるとは思っていないよう。

そこでまずは、たくさんあった靴下を「夏」「冬」と分けることをしました。
夏は、使わない冬の靴下を風呂敷で包むことで分けた収納へ。
収納場所は変わらない、だけど探すのが簡単になったそれだけのことが
とっても使いやすいと感じたみたいなんです。
当たり前が当たり前とは違っていた(笑)、って感じ。

体感から変化したこと

こうして、次は、書類、ゴミ捨てとラクを体感できるサポートの徹しました。
この頃から母の行動が変わりました。
まず、数え切れないほど持っていた洋服、頂き物のシーツなど、
これらを選び始めました。
どうやら「管理できるくらいがラクになる」という事に気がついたのだそう。

あれから、少しずつ物を減らしてきた母ですが、それでも、このお正月実家でご飯を食べると、
「あ〜ちゃん(おばあちゃん)、これ賞味期限すぎとるよ〜」っと、孫に言われると、
「ま〜ほうね!それもう捨てとって」と。

いやっ以前の母なら、
「ええんよ、大丈夫じゃけ、置いといて」と言ってましたから(笑)。
変わるもんだな〜っと思うと、

「最近掃除も片づけが一層できんようになったわ」
「少しでも、あのとき片づけといてよかったよ〜」
と、言います。

今年の私のやりたいこと/実家の母と

数年前から意識し始め、物をあまり持たないようにしてる母のようですが、
年を重ねてくると、物を持つ判断すること自体、もう億劫のよう。

実家の片づけ。
まだまだ物はたくさんあります。でもね〜もう捨てることは考えなくてもいいよ。
もっとやりたいことをやって欲しい。

今年の実家の片づけは、
そんな母の「大切にしてきたこと・物」を聞いて、できることを見つけ、
片づけも、今の暮らしでラクになることはないかを見直すサポートを。

これはね、亡くなった主人が教えてくれた大切なことでもあります。
実家の片づけで優先して考えることはこれです。
●価値あるものを大切にできる時間を作る
●価値あるものを知ってる喜び


歳をとってきた母ですが
母らしい暮らし・時間できる片づけのサポートを引き続きやることが
私の喜びにもなるんだと。
今年は、母が喜ぶことを存分にしたいと思っています。

実家の片づけで優先したいこと

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